皆さんは普段からアボカドを食べていますか?「森のバター」や「食べる美容液」などと呼ばれており、特に女性の方はお店とかで食べたりすることはあるかもしれませんが、自宅で調理して食べることは少ないかと思います。
ただ、アボカドはとても多くの栄養素を含んでおり、筋トレにも向いている素晴らしい食材なんです。
というわけで今回はアボカドのカロリーや栄養素をまとめ、オススメレシピもご紹介したいと思います。
アボカドのカロリーは高い?
アボカドのカロリーは100gあたり187kcalです。
他の主な野菜と比べてみましょう。
・トマト:19kcal
・レタス:12kcal
・玉ねぎ:35kcal
・人参:39kcal
・ナス:22kcal
・キャベツ:23kcal
※全て100g当たりのカロリーです
※カロリーの目安は文部科学省の「食品製品データベース」を参照
この数値をみると、アボカドのカロリーがかなり高いことが分かります。
ちなみにアボカド1個当たり(140g)のカロリーは262kcalです。1個丸々食べるとかなりのカロリー摂取になるため、考えて食べる必要があります。
アボカドの栄養素は?
ビタミンE
アボカドはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれており、がん予防の働きや、血管の健康を保つ作用、体のサビ取り効果(抗酸化作用)が期待できます。
リノール酸・リノレン酸
アボカドは必須脂肪酸のリノール酸・リノレン酸も豊富に含まれています。お肌の状態を整え、皮膚トラブルの予防にも役立ちます。また動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧の上昇を抑え、LDLコレステロールの減少効果が期待できます。
食物繊維
アボカド1個にごぼう1本分に相当する食物繊維が含まれているといわれており、腸内環境の改善に役立ち、便秘解消にも効果的です。また、血糖値上昇の抑え、こちらもLDLコレステロールの減少効果が期待できます。
オレイン酸
アボカドは多くの脂質を含んでいますが、オレイン酸が主に含まれています。 オレイン酸はコレステロールを低下させ、血液をサラサラにするほか、アンチエイジング効果や肌の乾燥を防ぎ、肌トラブルの予防も期待できます。オリーブオイルにも多く含まれており、女性には嬉しい効果が豊富に含まれています。
葉酸
葉酸は細胞の形成を助ける働きがあり、胎児の発育の促進に長けており、妊娠期や授乳期の女性には重要な栄養素です。
アボカドは筋トレにも向いている?
アボカドは豊富な栄養素を含んでおり、筋トレにも向いている食材です。
アボカドには他の野菜や果物と比べてたんぱく質が豊富に含まれています。なおかつビタミンも多く含んでいるので、筋トレ後の傷ついた筋繊維の合成を促進し、効率よく筋肉を増やすことできます。良質な油も多く含み、筋肉をつけたい・バルクアップしたいという方にはもってこいの食材です。ただ、カロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。
アボカドのオススメレシピ
アボカドは豊富な栄養素を含んでいるため、その栄養素を逃さず摂取するには生で食べることをオススメします。
そこで今回は『マグロアボカド丼』をご紹介したいと思います。
【マグロアボカド丼 材料】
・マグロ
・アボカド
・卵
・醬油
・みりん
・料理酒
・いりごま
・ネギ
・オリーブオイル
【調理方法】
①マグロ、アボカドをひと口大に切ります
②切ったマグロとアボカドをボールに移し、醬油・みりん・料理酒を入れ、軽く混ぜます
③10分~30分程寝かせます
④マグロ、アボカドをご飯にのせ、真ん中に卵を落とし、お好みでネギといりごまを添えて完成
火を使わないのでめちゃくちゃ簡単お手軽レシピになっています。
YouTubeチャンネルの方でもご紹介しておりますので、ぜひ真似してみてください!
最後に豆知識をどうぞ
アボカド?アボガド?
もちろん「アボカド」です。今さらですが…(笑)
アボカドは野菜?果物?
アボカドは「果物」です。
そもそも「野菜」と「果物」のはっきりとした定義が存在しないようで
・木になるものが果物
・木にならないものが野菜
というざっくりとした線引きはあるようですが、これに該当しないものも多々存在するため一概にそうとは言えないようです(笑)
とりあえずアボカドは「果物」と覚えておきましょう!
アボカドの食べごろの見分け方
色が濃い緑で黒みがかっているものが、熟している証拠です。皮の色は緑から食べごろになるにしたがって徐々に黒くなっていきます。
形は表面にシワがなく、ツヤと張りのあるものを選びましょう。シワがあるものは熟しすぎている可能性があります。
硬さは固すぎず、柔らかすぎないものを選びましょう。軽く握ったときにハリがあり、跳ね返るような弾力があるものを選ぶと良いでしょう。
それでは皆さんもこれからは、アボカドを食べて健康かつアクティブな生活を目指していきましょう!
それではまた次回の記事もお楽しみに!