皆さんは、普段の食事で気を付けていることはありますか?炭水化物を控えめにしたりや野菜は多めに摂るなど、それぞれの目的に応じて食事の内容も異なると思います。
今回は将来の健康のため、いつまでも若々しく生活していくために必要な食事の摂り方をご紹介します。老化防止だけでなく、病気や疾患の予防にもつながり、誰でも簡単に実践できる内容となっております。
こんな方はぜひ読んでみてください!
・普段から食事に気を使っている方
・これから食生活を改善したい方
・将来も健康でアクティブな生活を送りたい方
・老化を抑制し、いつまでも若々しくいたい方
それでは早速いきましょう!
そもそも老化の原因とは?
糖化
糖化とは、血液中の余分な糖とたんぱく質が結びつき、たんぱく質が変性・劣化し『AGE』という老化物質を生成する反応です。
AGEが蓄積していくと髪の毛のハリやコシが失わせたりや、顔のシワやシミができやすくなるなどの美容に関わる老化現象の進行を早めます。また、血液疾患や骨や(骨粗鬆症など)や脳(認知症など)にまで影響を与える可能性があり、体に様々な悪影響を及ぼします。
生活習慣の乱れがAGEを増やす
AGEの量は年齢を重ねていくにつれて増加しますが、生活リズムの乱れや不健康な生活が習慣化されていることにより増加傾向にあります。
AGEは食事の摂取から増加しますが、1日3度食事を摂る私たちは食事をなくすことはできません。ただ、若いうちから食生活を見直すことで、5年後・10年後のAGEの蓄積を抑制することができます。
AGEを増やさない調理方法
生・蒸す・煮る(低温調理)を心がける
AGEは茶色い焼き目や焦げ目に多く含まれています。そのため炒める・焼く・揚げるといった高温調理はなるべく控えたいところです。
生・蒸す・茹でるといった低温調理をすることでAGEの増加を抑制することができます。
焼肉よりもしゃぶしゃぶ、焼き魚よりもお刺身のように低温調理の料理を心がけることが重要です。
電子レンジでの温め直しは控える
調理済みの料理を電子レンジで温めなおすと、AGEが増えると言われています。
電子レンジでは焼き目などはつきませんが、高温調理と同じ状態となりAGEが増え、栄養素の劣化にもつながる可能性があります。そのためなるべく電子レンジでの温め直しは控えた方がよいでしょう。
AGEを増やさない食事の摂り方
サラダ(食物繊維が多い食品)から先に食べる
AGEは高血糖の人ほど体内にできやすいので、食後の血糖値を急速に上げない食べ方をすることが重要です。
そのためまずはサラダや副菜など食物繊維を豊富に含む食品から摂取することで、食べ物の消化と吸収をゆるやかにしてくれます。
お酢もしくはレモンを食事に加える
お酢やレモンには血糖値の上昇を抑制する効果があるため、普段の食事に酢の物を1品追加したりや、お肉やお魚料理にレモンを搾ったりなど、ひと工夫で血糖値のコントロールが可能です。
食べるべき食品・食べるべきではない食品
ずばり食べるべき食品、食べるべきではない食品をご紹介します。ただ、これだけを食べればいいというわけでもないですし、絶対に食べるなというわけでもありません。あくまで目安として捉えてもらえればと思います。
食べるべき食品は血糖値の上昇を抑制、AGEをためない食品が主になります。
・ほうれん草
・ブロッコリー
・ベリー類
・納豆
・オクラ
・モロヘイヤ
逆に食べるべきではない食品は、AGEを増やす高温調理をした食品が並びます。
・ベーコン
・ステーキ
・フランクフルト
・唐揚げ
・ピザ
・カシューナッツ
ただ、あまりにも意識しすぎると食事も楽しくなくなってしまいます。そのため食べる量や頻度を調整したりなど、この情報を頭の片隅に入れておいていただけるといいと思います。
これだけは控えた方がいい組み合わせ
ハンバーガーセット
糖質と高カロリーなハンバーガー、高温で揚げてAGEを多く含むフライドポテト、糖分を含んだ甘い清涼飲料水。
これはアンチAGE、アンチエイジングにとって最悪な組み合わせです。
どうしても食べたい場合は、上記でもお伝えしたサラダなどを食べ、血糖値の上昇を最低限抑制するなど工夫が必要です。
最後に
ここまでAGEを増やさない若返る食事の摂り方についてまとめました。
人間は40歳から老化のスピードが急激に加速すると言われます。今が若くて健康だからといって油断していると、40歳を迎えたときに体のあちこちが悲鳴をあげることにもなりかねません。
将来好きな食べ物もろくに食べられず、病気で苦しむのは嫌ですよね?そうならないためにも、今のうちに少しでも食事に気を遣ったりや食生活を見直すことで、いつまでも健康でアクティブな人生を送ることができるのです。
皆さんも食生活を見直し、ひと工夫加えて充実した食生活を送っていきましょう!
それではまた次回の投稿をお楽しみに!